初心者でも育てられるブルーベリー~育て方のコツを確認~

初心者でも簡単に育てられる果樹の種類

ブルーベリーは、果樹の中ではサイズが手頃で初心者向きです。ハイブッシュ系のものでも背の高さは二メートルほどにしかなりません。ローブッシュ系のものなら背の高さは五十センチほどにしかならないため、ベランダで育てていくことも可能です。植木鉢があれば育てていけるので、マンション暮らしでも問題はありません。

初心者におすすめ!人気のブルーベリー品種ランキング

no.1

ラビットアイ系の品種なら失敗しにくい

日本の温暖な気候の中でも比較的育てやすいのが、ラビットアイ系の品種になります。パウダーブルーやティフブルーといったものであれば、初心者の方でも問題なく育てていけるでしょう。温度変化に強いのが特徴的で、日本であれば地域を問わずに栽培可能です。

no.2

世界的にメジャーなブルークロップもおすすめ

味も標準的な方が、初心者の方には向いています。その点で言えば、ノーザンハイブッシュ系の品種も捨てがたいです。特にブルークロップは世界で最も多く栽培された品種であり、ブルーベリーの基礎を学ぶためには有用です。

no.3

ハイブリッドなサウザンハイブッシュ系品種

オニールに代表されるサウザンハイブッシュ系の品種は、ラビットアイ系の耐暑性とノーザンハイブッシュ系の果実品質の両方を備えています。酸味よりは甘みの方が強く、酸っぱいブルーベリーが苦手な人にも向いています。

no.4

寒冷地ならハーフハイブッシュ系がおすすめ

東北地方や北海道のような冬場氷点下まで気温が下がる地域なら、ハーフハイブッシュ系の品種を選択するのがいいでしょう。ランコーカスやノースランドといったものであれば、気温が氷点下でも生育に問題はありません。

no.5

梅雨を回避することのできる早生品種

ブルーベリーは梅雨に弱いため、いかにして梅雨を乗り越えるかが課題になります。ただし、早生品種であれば梅雨前に収穫ができるので、その問題に頭を悩ませる必要はなくなります。ハイブッシュ系のウェイマウスは極早生品種なので、初心者には扱いやすいでしょう。

ブルーベリーの品種によって育て方や味の特徴に違いがある

植物

ブルーベリーを育てる時の注意点

ブルーベリーを育てるときにまず注意しなければいけないのは、土壌を酸性に保てているかどうかです。ブルーベリーは、酸性の土壌でなければ栄養を効率的に吸収することができずに枯れてしまいます。ですから、常に土壌の状態はチェックできるようにしておくべきでしょう。酸度計を購入しておくのは賢い方法となります。また、できるだけ日当たりのいい場所で栽培をするように心がけましょう。ブルーベリーは太陽の光が少なくても枯れてしまうことはないのですが、果実の状態は悪くなってしまいます。美味しいブルーベリーを食べたいなら、日当たりにも注意しなければいけません。ブルーベリーは基本的に、寒さには強いですが暑さには弱いです。初心者なら耐暑性の高い品種を選ぶのが無難です。

苗木の植え付けから収穫できるまでの期間

ブルーベリーは、苗木を植え付けてから一年ほどで結実することもあります。しっかりと生育した苗木であれば、その年から収穫を楽しむこともできるでしょう。ただし、場合によっては何年経っても結実しないケースがあります。受粉を助ける昆虫がいない場合や、日照時間が不足している場合などが代表的でしょうか。マンションの高層階のベランダで育てている場合などには、昆虫による受粉が行われていない可能性が高いです。もしも実がならない場合は、自分の育て方に何か問題があるのかもしれないと考えてみる必要がありそうです。また、一度実がなっても、隔年でしか結実しないという例も報告されています。花芽の数を調整するなどの工夫をしてみることをおすすめします。

病気や害虫の被害に気をつけよう

地植えの場合は、鉢植えの場合と比べても害虫の被害が大きくなりがちです。そのため、事前に対策は考えておく必要があります。アブラムシや毛虫、ハダニやハマキムシが付きやすいですが、これらは市販されている殺虫剤を散布するだけでも撃退は可能です。鉢植えの場合は害虫被害をあまり気にする必要はありませんが、病気には気を付けなければいけません。ちなみに、病気も薬剤によって撃退することができる場合があります。ベンレート水和剤やオキシラン水和剤で、いくつかの病気は予防可能です。ただ、苗木の密集を解消してあげることや、問題のある枝の切除などをこまめに行う方が効果的な場合もあります。特に夏場は暑さで弱っているため、病気にかかってしまう確率が高くなります。夏場は頻繁に手を入れてあげるのがおすすめです。

おすすめの害虫対策

鉢植えでブルーベリーを育てている場合は、害虫が付くと言っても、その数は多くなりにくいです。目視して捕殺をするだけでも十分な対策にはなるでしょう。コガネムシはブルーベリーの木そのものを枯らす可能性がある危険な害虫なので、見つけたら即駆除するのがベストです。大量に地植えをしている場合であれば、いちいち捕殺をしていては無駄に時間と労力がかかるだけです。そのため、薬剤の散布をするのが基本的な対策方法となります。薬剤を散布をする場合は、薬害が出ないように十分に希釈しておく必要があります。オルトラン水和剤なら、1000倍ほどに薄めて使うのが一般的でしょう。ちなみに蜂は、受粉を助けてくれる益虫です。害虫ではありません。間違って駆除してしまわないように注意しましょう。

計画性をもって育てよう

ブルーベリーは品種が細かく分かれているので、事前に綿密な計画を立て、その計画に適したものを選択する必要があります。栽培場所や期間、手入れの仕方などを詳しく調べて、計画通りに育てていくことが重要です。